【原酒のブレンド】 ブレンドは機械に頼ることなく、人の感覚によって行われます。 まず、ブレンドを行う前に原酒の利き酒を行います。利き酒の結果、タイプ別、熟成の進み具合などに分けた後、ブレンドに使用する原酒を選びます。 原酒はそれぞれ異なった個性を持っているため、ブレンドする事で焼酎の風味を均一にし、酒質の安定化を図ります。芋焼酎は製造時期が限られますので、特に新酒ができてくる時期には最大の注意を払います。また、様々なタイプの原酒を上手く組み合わせる事で、単一の原酒では出す事ができない味の深みや幅を焼酎に持たせる事ができます。
本格焼酎の味わいは多種多様にあるので、その無限の味わいから当社独自の味わいを創り出すのは、経験を積んだブレンダーにしか出来ない仕事です。「1/1000の味の違いが分からなければブレンダーとして失格だよ。」こんな厳しい言葉が口癖だった先代社長江夏順吉は「あまみ」「うまみ」「まるみ」を大切にし、霧島酒蔵におけるブレンド技術の基礎を築き上げました。その技術を引き継いだブレンダー達が、今も絶妙の比率でブレンドを行い、芳醇な味わいを持った本格焼酎を創り出しています。
【焼酎官能審査用語】
香味共通
芋不良、濾過すぎ、濾過不足、麹不良、異臭味 古酒様、調和、不調和、若い
味
香
ガス臭、初留臭 ( セメダイン臭 ) 、油臭、こげ臭 末だれ臭、酸臭、芋臭、濾過綿臭、紙臭、ゴム臭 酪酸臭、黒斑臭、アルコール臭、やに臭、木香 異臭、カビ臭、エステル臭、糠臭、麹臭、炭臭、容器臭 腐敗臭、もろみ臭、古酒臭、ダイアセチル臭